「キャリア・クライシス時代の『転職の落とし穴』」を読んで

履歴書とキーボード - 写真素材
(c) 東風写真素材 PIXTA

インテリジェンスの元社長である、鎌田さんが転職についてコラムを始めました。

キャリア・クライシス時代の「転職の落とし穴」
http://diamond.jp/articles/-/15525

2012年1月4日のリリースですが、早くも人材関連の方々に広まっています。
Twitterなどでも、多数の言及があります。


実は、私はインテリジェンスで働いていました。
そんなこともあり、「転職の落とし穴」という題名も含め、とても考えさせられるものがあります。

また、私は転職4回を数える「転職常習者」でもあります。
転職の理由は、会社が民事再生法の申請をしたとか、年収のこととか、いろいろです。

そういう立場でこのコラムの感想を言いますと、鎌田さんのおっしゃっていることは、ある意味真実だと思います。
ごくわずかの例外を除いて、転職で年収アップというのは、かなり難しいと思いますし、
転職することのデメリットというのは、相当なものがあると思います。

ただ、私の場合、年収アップはしなくてもスキルアップは出来たとも思っています。
インテリジェンスを含め、それぞれの会社でかけがえのない経験をさせていただきました。

なぜ、良い転職ができたかというと、転職活動において以下のようなことをモットーにしていたからではないかと思います。

・自分のスキルをなるべく明確にして、なにかでき、なにをやりたいのかを明確にする。
・どんな状況でも、決して転職先を妥協しない。

この2点は守りました。
これだけを考えて転職活動するだけでも、かなり違います。
業務とのミスマッチがなくなり、入社後「こんなはずではなかった」というある程度不満なく仕事ができるようになります。
そうすると、仕事にも熱が入り、結局はスキルアップができるということです。

インテリジェンスの転職サイト「DODA」のブランドスローガンは、
「いい転職が、未来を変える。」
です。
少し前に変わりました。

鎌田さんのコラムが、「いい転職」を考えるきっかけになればよいなと思います。